2012年11月12日

「河川堤防と防潮堤を勉強する会」開催

 「河川堤防と防潮堤について勉強する会」が11月8日夜、南三陸町歌津総合支所会議室で行われました。町内で地域コミュニティの再生と復興まちづくりに取り組む「復興みなさん会」(後藤一磨代表、会員11人)と宮城大学地域連携センターが主催したもので、町民や県・南三陸町の行政関係者、主催者側を含めておよそ30人が出席しました。町内はもとより気仙沼市や陸前高田市からも参加者があり、防潮堤問題の関心の高さがうかがわれました。
 最初に話題提供が行われ、宮城県気仙沼土木事務所技術副参事兼技術次長の狩野利雄さんが「伊里前川の堤防整備計画」について、持参した図面を使いながら詳しく説明しました。続いて、堤防の位置や高さ、長さ、形状、工法などの分かる地図や資料を見ながらグループ毎に意見や感想、疑問点などを出し合うワークショップが行われました。最後に、主な疑問点を集約して県側に質問を投げかけ、狩野さんらがその場で回答しました。
 この日話し合われた内容や疑問点などはすべて記録し、整理されて、意見として県や南三陸町に届けられることになっています。
 この日の会は、復興に向けた勉強会である「復興てらこ屋」の一環として開催されました。

河川堤防の計画について説明する狩野さん.jpg

グループごとに意見や疑問点を出し合う.jpg

活発な意見交換が行われた.jpg

全ての意見や疑問点が記録された.jpg

意見交換の様子.jpg

出された意見や疑問点を集約して土木事務所の担当者に質問.jpg

質問に回答する狩野さん.jpg
posted by 復興まちづくり推進員 at 13:52| Comment(0) | 2012年度
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