いつも以上になんでも言い合えて、否定せず、現実的に誰がそれをするのかまでを考えながら、会議は進んでゆきました。

国道から南側の土地活用法については「はまもり」をコンセプトに、
@防潮堤を町有地までセットバックし、その窪地が埋まる高さまで盛り土して、ネイチャーセンターを「はまもり」の拠点とする。
A盛り土が足らない場合は、ネイチャーセンターは別のところにして防潮堤は国道までセットバックする。
Bもしくは防潮堤と国道の間の窪地に盛り土をしないで、水がたまる環境を活かし、塩トマトづくりなどの新しい産業をみんなで展開する。
などが出ました。どのような展開になっても私たちは主体性をもって取り組むから、防潮堤からゆるやかに海に降りる手段だけは確保してほしいと考えました。
話は、森里海のつながりを自分たちの身の回り、排水問題などに立ち戻って考えることの必要性に到着。どうやって暮せば海がきれいに保てるか、海の恵みをいただいて生きる町民の成功は、後始末までが物語なんですね。