2013年07月28日

第6回かもめの虹色会議のご報告

7月26日(金)に開催した6回目のかもめの虹色会議は豪雨にもかかわらず、11名がご参加くださいました。

いつも以上になんでも言い合えて、否定せず、現実的に誰がそれをするのかまでを考えながら、会議は進んでゆきました。

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国道から南側の土地活用法については「はまもり」をコンセプトに、
@防潮堤を町有地までセットバックし、その窪地が埋まる高さまで盛り土して、ネイチャーセンターを「はまもり」の拠点とする。
A盛り土が足らない場合は、ネイチャーセンターは別のところにして防潮堤は国道までセットバックする。
Bもしくは防潮堤と国道の間の窪地に盛り土をしないで、水がたまる環境を活かし、塩トマトづくりなどの新しい産業をみんなで展開する。
などが出ました。どのような展開になっても私たちは主体性をもって取り組むから、防潮堤からゆるやかに海に降りる手段だけは確保してほしいと考えました。
話は、森里海のつながりを自分たちの身の回り、排水問題などに立ち戻って考えることの必要性に到着。どうやって暮せば海がきれいに保てるか、海の恵みをいただいて生きる町民の成功は、後始末までが物語なんですね。
posted by 復興まちづくり推進員 at 14:05| Comment(0) | 2013年度

2013年07月23日

第6回かもめの虹色会議のご案内

6回目のかもめの虹色会議のご案内です。

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7月29日(月)には志津川地区まちづくり協議会の合同部会が開かれます。
その前に、これまで検討してきた渚のまわりの未来図を整理し、コンセプトを再確認、今の復興計画の中で、大切にしたいもの、ことを意識づけする会にしたいと思います。公園内部に関してはゆっくり考えてゆけると思いますが、防潮堤と国道の間の土地活用については、町としてもこの夏には方向性を打ち出す予定のようです。ぜひ、公園部会の皆さんをはじめ、ひろく渚のあるまちづくりにご興味のある方はご参加いただき、いろんなお知恵を貸してください。

みんなで色を重ね合わせて、虹の橋を架け、なつかしい未来に会いに行きましょう。
posted by 復興まちづくり推進員 at 14:04| Comment(0) | 2013年度

2013年07月10日

椿のまちづくりお茶会

南三陸椿ものがたり復興のご報告です。シリーズでいうと13弾目です。
7月5日(金)は登米市南方の仮設住宅集会所で、まちづくりお茶会を開催しました。
お客様は国内外から11名!参加住民は19名、計30人と賑やかでした。

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みなさんお手製のお漬物アラカルト、たらす餅を、そして五島市の椿茶を頂きながら、まずは交流。仲良くなったところで4グループに分かれて昔の松原、これからの松原について話しました。松原というのは、50年前、海だったところで、震災前は埋め立てられていましたが、今回の揺り戻しで、また海に戻りつつあるのです。皆さんは「松原」という地名を生かしたまちづくりをしたい、渚に戻したい、津波の記憶を残す場所にしたい、など、主体性を持った表現で発言されていました。

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後半は、コンサルさんにお願いをして、今現在計画されている災害復興公営住宅の模型を見せていただきました(入谷と歌津)。

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みなさんが入るかもしれない志津川の公営住宅の計画はまだ確定していませんので、前回のワークショップでまとめていた集会所への希望を、お母さん方の声としてお伝えしました。
大切なのは、そうして作って頂いた建物を、どう使うか。そのしくみづくりですね

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2013年07月03日

第4回かもめの虹色会議のご報告

6月28日(金)に開催した第4回かもめの虹色会議のご報告です。
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一人で思えば1色なことも、みんなで思えば虹色になる。
まちをつくって〜というのではなく、まちをつくろう!という人になろう。

参加者は虹色以上でした。

今回は、前回挙がったみなさんの案を一つの絵にまとめたものを前に議論しました。
まとめて言うと「国道から南側の民有地を盛り土し、ネイチャーセンターを拠点とし、志津川らしい渚を蘇らせる「はまもり」プロジェクトを立ち上げ、森里海の連携を学ぶしくみづくりをしてゆきたい」というものです。もちろんこれは、まだまだ途上の答えです。
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イメージ上の構想を、今後のまちづくりの話し合いの中でさらに検討し、現実と照らし合わせてゆくことがなにより大切。難しいなあと思っているのは、11メートル高になる国道45号線について。なかなかイメージが湧きません。国道から南側のエリヤから、国道を超えて市街地に行くときの連絡道はどうなるのか。未来図を立体化させることと合わせて、次回の宿題となりました。
posted by 復興まちづくり推進員 at 13:59| Comment(0) | 2013年度