この日は、6月に行われた1回目のテーマ「伊里前地区まちづくり課題について」と、7月に行われた第2回目の会議のテーマである「従前コミュニティの維持方策」についての話し合いを踏まえて、行政区再編など「今後のコミュニティのあり方」について意見が交わされました。
出席した部会員の人数は少なかったものの、地域の基礎的自治組織としての行政区の機能・役割や、これからの伊里前の上区・下区の区分(線引き)のあり方になどについて活発な意見が出されたほか、既存の地区と高台移転によって新しくできる団地との連携についても真剣な話し合いが行われました。
当日は、歌津地区の復興まちづくり推進員も出席し、高台に移転する住民と災害公営住宅に入居する住民との新しいコミュニティづくりについて意見を述べました。
これまで3回の部会で討議された成果は、「中間報告」として、9月中旬に開催される協議会の役員会で発表される予定です。
伊里前まちづくり協議会には、「将来まちづくり部会」のほか「活性化部会」「生活再建部会」の3つの部会があり、11月まで月1回のペースで検討会を重ね、協議会へ報告しながら、住民自ら取り組むべき事項と町に要望すべき事項を取りまとめることになっています。

活発な意見が交わされた「将来まちづくり部会」の会議