2012年08月31日

伊里前まちづくり協議会「将来まちづくり部会」開催

 8月29日(水)午後7時から、南三陸町歌津の平成の森仮設住宅「集会所」で、伊里前まちづくり協議会「将来まちづくり部会」の第3回目の会議が開催されました。
 この日は、6月に行われた1回目のテーマ「伊里前地区まちづくり課題について」と、7月に行われた第2回目の会議のテーマである「従前コミュニティの維持方策」についての話し合いを踏まえて、行政区再編など「今後のコミュニティのあり方」について意見が交わされました。
 出席した部会員の人数は少なかったものの、地域の基礎的自治組織としての行政区の機能・役割や、これからの伊里前の上区・下区の区分(線引き)のあり方になどについて活発な意見が出されたほか、既存の地区と高台移転によって新しくできる団地との連携についても真剣な話し合いが行われました。
 当日は、歌津地区の復興まちづくり推進員も出席し、高台に移転する住民と災害公営住宅に入居する住民との新しいコミュニティづくりについて意見を述べました。
 これまで3回の部会で討議された成果は、「中間報告」として、9月中旬に開催される協議会の役員会で発表される予定です。
 伊里前まちづくり協議会には、「将来まちづくり部会」のほか「活性化部会」「生活再建部会」の3つの部会があり、11月まで月1回のペースで検討会を重ね、協議会へ報告しながら、住民自ら取り組むべき事項と町に要望すべき事項を取りまとめることになっています。

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 活発な意見が交わされた「将来まちづくり部会」の会議
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2012年08月21日

南方仮設夏まつり

8月20日(月)南方仮設住宅内、「住民広場」にて夏まつりが開催されました。
 
 この広場は、今まで砂利敷きの空地でしたが、子供が外で遊んだり
大人が軽運動したりできるように、土を入れ整地したグランドです
このお祭りが使い初めとなります。
 午後五時に開始の合図のお囃子が鳴り響くと、まだ昼間の暑さが残る中、仮設内、外から地域住民が大勢集まり、お祭りが始まりました。

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2012年08月08日

南三陸町を被災地調査チームが訪問しました

 関西・東海地区の大学の研究者等で組織するコミュニティ・エンパワメント研究会(代表・後房雄名古屋大学法学研究科教授)のメンバー8人が、8月5日(日)から4日間の日程で南三陸町を訪れました。  同研究会の目的は「世界の主要災害について調査を行い、復興過程を通じて生成・発展するコミュニティの自助・共助の仕組みの実態を明らかにするとともに、復元力に富む、柔軟かつ強靭な地域づくりについて提言すること」で、東日本大震災の被災地についても、南三陸町を中心に現地調査を実施。地域の行政、企業、地域団体、NPO等のキーパーソンにインタビューを行いました。
 このうち、歌津地区の現地フィールド調査では、宮城大学地域復興サテライトキャンパスの研究員と復興まちづくり推進員2名が、現地でのコーディネイトと案内のお手伝いをしました。

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伊里前まちづくり協議会の千葉正海会長とのインタビュー(平成の森仮設住宅竪穴式集会所にて)

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馬場・中山地区「未来道プロジェクト実行委員会」の千葉孝浩会長とのインタビュー(千葉氏宅にて)

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「未来道」の起点で記念撮影する研究会のメンバー

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復興まちづくり推進員の案内で被災地を見学する研究会のメンバー

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「なじょにかなるさープロジェクト実行委員会」の最知隆氏とのインタビュー(中山漁港の「漁師の番屋」にて)

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「すばらしい歌津をつくる協議会」の小野寺寛会長とのインタビュー(協議会の事務所にて)
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2012年08月04日

椿をキーワードに志津川のまちづくりについて話し合いました。

 8月4日(土)9:30〜13:00、南方仮設住宅第1集会所にて「南三陸町ワークショップ 椿―花咲く町をつくろう」が開催されました。(主催 復興みなさん会、宮城大学地域連携センター、公益社団法人日本造園学会復興計画支援ワーキンググループ)

 南三陸町によく見られた椿の花。震災前の椿の思い出や、これから新しくできる志津川の町のこんなところに椿があったら、そんな想いを出し合い、新しいまちについて考える機会になりました。

1時限目 椿のある風景を話そう
  4つのグループに分かれて、椿の思い出を話しました。
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2時限目 椿による町づくりを考えよう
  ここに椿が欲しい、それぞれの想いを、新しい志津川の地図の上に書き出しました。
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3時限目 模型の上に咲かせてみよう
  各グループからの案を、模型の上で1つにまとめ「植林」しました。
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 当日は、仮設住宅の住民約30名が参加。日本造園学会からもたくさんの先生、学生の皆さんにお越しいただき、熱気あふれる会になりました。
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