「いのちを守る森の防潮堤」推進東北協議会などが主催したもので、津波で被災し、住めなくなってしまった土地に鎮魂の森を創り、震災の教訓を後世に伝えると共に、生きた緑の防潮堤を創ろう―という呼びかけに応えて、北海道から九州までおよそ160人が参加。プロジェクトの提唱者で植物生態学者の宮脇昭横浜国立大学名誉教授の講話を聴講したほか、苗木作りを体験しました。
参加者たちは、宮脇さんから苗づくりの説明を受けた後、「タブノキ」・「ヤマザクラ」の種植えと、「スダジイ」・「トベラ」の鉢上げに挑戦。講師の先生方のアドバイスを受けながら苗木づくりの作業に取り組みました。
昼食を挟んで、輪王寺の本堂に会場を移し、宮脇さんが講話を行ったほか、南三陸町志津川湾に浮かぶ椿島とタブノキを紹介する「〜生命のかたまり 椿島〜」と題するDVDの鑑賞会も行われました。
この講習会には、南三陸町歌津の復興まちづくり推進員2人も参加し、苗木づくりの実際を学ぶと共に、全国からの参加者に対して、南三陸町の現状を伝えました。







