2012年07月31日

森の防潮堤のための苗木づくり講習会が開かれました

 7月30日(月)午前10時から、仙台市北山の輪王寺で、「いのちを守る森の防潮堤」を築くための苗木づくりの講習会が開催されました。
 「いのちを守る森の防潮堤」推進東北協議会などが主催したもので、津波で被災し、住めなくなってしまった土地に鎮魂の森を創り、震災の教訓を後世に伝えると共に、生きた緑の防潮堤を創ろう―という呼びかけに応えて、北海道から九州までおよそ160人が参加。プロジェクトの提唱者で植物生態学者の宮脇昭横浜国立大学名誉教授の講話を聴講したほか、苗木作りを体験しました。
 参加者たちは、宮脇さんから苗づくりの説明を受けた後、「タブノキ」・「ヤマザクラ」の種植えと、「スダジイ」・「トベラ」の鉢上げに挑戦。講師の先生方のアドバイスを受けながら苗木づくりの作業に取り組みました。
 昼食を挟んで、輪王寺の本堂に会場を移し、宮脇さんが講話を行ったほか、南三陸町志津川湾に浮かぶ椿島とタブノキを紹介する「〜生命のかたまり 椿島〜」と題するDVDの鑑賞会も行われました。
 この講習会には、南三陸町歌津の復興まちづくり推進員2人も参加し、苗木づくりの実際を学ぶと共に、全国からの参加者に対して、南三陸町の現状を伝えました。

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伊里前小で「まちづくりワークショップ」開催

7月27日(土)午後7時から、南三陸町歌津の伊里前小学校「多目的教室」を会場に、すばらしい歌津をつくる協議会が主催する「まちづくり体験型講習会(ワークショップ)」が開催されました。会には地元小中学校のPTA会員や商店街の役員、自治会の関係者や一般町民など、主催者側を含めておよそ30人が参加。さわやか福祉財団のインストラクター、ハーバード大学南三陸プロジェクトの大学院生、南三陸町の復興まちづくり推進員がファシリテーターを務めました。
 宮城大学の平岡善浩先生が話題提供をした後、3つのグループに分かれ、次の4つのテーマについてグループ討議を行いました。
@ 「歌津で大切にしたいもの、残したいもの、次の世代に伝えたいもの―風景、まつり、産業、文化‥‥」
A 「現在の生活で、不便、不安、心配していること」
B 「新しい歌津に必要だと思われること」
C 「新しい歌津のまちでの生活を想像してみましょう―子育て・教育、高齢者、医療、商店・買い物、郵便局・銀行、なりわい、畑仕事、コミュニティ‥‥」
 今回のワークショップの成果は、伊里前まちづくり協議会を通じて、町に提言されることになっています。

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2012年07月11日

南方仮設住宅の第1集会所に、緑のカーテンをつくりました。

 本格的な夏を前に、集会所の窓に緑のカーテンを設置する催しが、7月4日(水)午前中に南方仮設住宅の第1集会所にて開催されました。(主催:復興みなさん会)。仮設住宅の住民など約30名が参加し、苗植えやネット張りを力をあわせて行いました。
 作業後は、集会所の中で、南三陸町での復興まちづくりの進捗、現在の志津川市街地の様子、健康管理等仮設住宅での生活についての情報提供や意見交換を行いました。

集会所前に集合・開会
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プランターに苗植え
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緑のカーテンのネットを張る
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まちづくりについて話し合う
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