第2回目の「かもめの虹色会議」を 5月31日(金)の夜に上山八幡宮、社務所の2階で行いました。

この会議は、会議というか、なつかしい故郷の実現に向かって、建設的な思いを伝えられるようにするための、「しゃべり場」です。
参加者は14人。
前半は、自由に空を飛ぶかもめの気分で、意見を交わしあいました。
後半は、橋の欄干に留まるかもめの気持ちで、意見を整理してみました。
整理するために掲げた軸は2つ。コスト面と、まちづくり効果です。
この2軸に合わせて、意見を整理してゆきました。
最後は、渚であそぶかもめの気分で、お互いの意見を味わいました。

印象に残った言葉は以下の通りです。
「渚を人が作るのではなく、自然がつくってゆけるような仕掛けづくりをどうするか、それにどう参加できるか」
「防潮堤で守るのでなく、松島のように、島を形成して、波を弱めたい。その展開方法とは」
「高齢化を逆手にとって、知恵を活かした、ばーちゃーセンター、じーちゃーセンターとか」
「渚で遊ばせたいけどママたちは渚に最低限の安全性を求めているよ」
「高台移転で排水の問題が心配。浄化機能を担う場所としても渚は重要だ」
「防潮堤の向こうに南三陸の未来があるような気がする」などなど。
見学に来て頂いた記者さんからは「北海道の川の保全について活動してきた経験から、皆さんの森里海のつながりを大切にした想いを、どう現実に描けるかは、良い技術者と繋がることで叶うと思う」というご意見をいただきました。

かもめの虹色会議は、今後も、希望を実行するのは自分たちなんだ、という主体性を持って展開し、まちづくり協議会の部会に最大限活かすことで、現実性を膨らしてゆこうと思います。
posted by 復興まちづくり推進員 at 13:04|
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2013年度